以下は読者提供の説明用概念図です。公報に掲載された原図や、実機の出玉データではありません。

出典:特開2025-022200「スロットマシン」/Google Patents掲載の公報(2025年2月14日公開)
マイナスになった差枚数が、ゼロに戻るまで特別なAT・ARTを継続する。コナミアミューズメントを出願人とする公開公報に、そんな仕組みが記載されています。ただし、新台の発表や、現行機への搭載を確認した情報ではありません。
「−2000枚」は一例。減っただけで即AT、とは限らない
要約では、設定変更後を起点に差枚数を数え、所定のマイナス値(例として−2000枚)を下回った状態で、ボーナス当選やAT・ARTへの移行権取得を条件に、差枚数がゼロになるまで継続する構成が説明されています。
つまり、「−2000枚になった瞬間に、必ずATが始まる」と一律に読むものではありません。本文には条件や判定タイミングを変える別の構成もあり、−2000枚はすべてに共通する確定仕様ではありません。
図だけでは分かりにくい「疑似差枚数」とゼロ到達後
具体的な実施例では、当選役や遊技状態をもとに計算する「疑似差枚数」を使用。実際の差枚数とは誤差が生じ得ることも説明されています。ホールのデータ表示や、座ってからの個人収支と、そのまま同じ数値とは扱えません。
さらに図26の処理では、疑似差枚数がゼロ以上になると、特別ART状態から上乗せ特化ゾーンへ移行します。「ゼロになったら、出玉を増やす区間すべてが即終了」という説明でもないのがポイントです。
同じ処理には、有利区間4000ゲームまたは有利区間差枚数2400枚以上で区間を終了する判定も記載されています。これは公報中の実施例の説明であり、現行の全機種に共通する仕様を示すものではありません。
特許の仕組みと、実際に打てる機種の仕様は別
今回確認できたのは、特別なAT・ARTを継続させる構成の公報記載です。搭載機種、導入日、実際のホールでの挙動は、この公報だけでは確認できません。
「負けた分が必ず返る」「この差枚の台を選べば勝てる」といった保証や立ち回りには結び付けず、技術上のアイデアとして読む必要があります。
参照箇所:公報の要約、<6−2.疑似差枚数更新処理>、<6−8.特別ART状態>(図26)、<6−10.ボーナスゲーム開始処理>。確認日:2026年10月21日。読者提供の図解は公報そのものの図ではなく、本稿では原文で確認できた条件と補足を記載しています。


